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わしは風邪を引いてしまったようだ。

今はモコモコの毛布に包まって蚕のように安静をとっている。

喉が痛むし力が入らない。
食欲もなく、ホワンホワンする。


「バカは風邪をひかぬ」という言葉は、ばかな人間は心配ごとや気苦労がないので、
からだが丈夫であり、風邪にも気がつかないという理由から言われている。

最近ではバカは知識がないため、予防や防寒を怠り風邪を引くパターンもあり、
『バカこそ風邪を引く』とも言われているようだ。どちらにせよ、まことに失礼な話である。


介助を受ける者としてこれは避けられない運命なのだが、
ヘルパーさんは色んな情報やたくさんの楽しい話を持ってきてくれると同時に、風邪菌をどこからか運んでくる。人が集まる所には風邪菌が集まり、座敷童のようにわしらの所にこっそり紛れ込んでいるのだ。

ひゅるひゅるりぃ〜

ようこそ、様々な風邪菌ランドへ!
選り取り見取り、鼻風邪、喉風邪、頭痛風邪、持ってけ泥棒〜ほいさっさぁ( ̄▽ ̄)
安いよ安いよぉ🎶


小さい頃に、風邪を引くと母がお粥を作ってくれたり、りんごを擦ってくれたり、
『何が食べたい?何か欲しいものある?』とまるで王子様のように扱ってくれるので、
『もう少しこのままでもいいかなぁ』なんて思ってた人もいるんではないだろうか。
なんだか温い雰囲気に、愛されてるなぁとしみじみ身にしみることもあっただろう。


こんなことを思い出しながらふと思うのだ。
風邪はわしら人間の為に与えられた優しい休息の時間ではないか。
風邪薬でぱっぱっと治って欲しい時も多いにあるだろう。
しかし、風邪は気がついてやれなかった体の疲れや自分の傷ついた心にそっと寄り添う優しい悪魔ではないか!
憎まれ役を自らかって出て、わしらの忙しない日常に音なき警報を鳴らしているのではないのだろうか。
『よく頑張りましたね。少しお休みなさい。』と。

あぁ。なんだかお前(風邪)が愛しくなってきたようだ。ありがとう、風邪さんよ。
せっかくだからもう少し、
わしはこの繭の中で休ませてもらうよ。

みなさんも礼儀正しく風邪さんを迎え入れてやってください。お大事に。お大事に。

Zzz…

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プロフィール

天畠大輔

Author:天畠大輔
    

14歳のとき医療ミスにより四肢マヒ・言語障害・視覚障害を負う。
以降、1日のほとんどを車いすで生活している。
2010年4月立命館大学院博士前期課程に進学。
今のわしの夢は、
・大学院にて、「聴覚走査法(Auditory Scanning)を中心とした拡大代替コミュニケーション(AAC)を用いた際に生じるタイムラグ」を専門に研究し、障がい者がよりよい生活を送れるようにすること、
・フランスのALISのようなロックトインシンドローム(全身麻痺だが意識や知能は全く元のまま)の支援者の財団を立ち上げること、
この2つです。
夢に向かって今日も素敵な仲間たちと勉強に励んでいます!

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